画家名 平福 百穂
Hyakusi Hirafuku
様式・流派 日本画家
活躍国 日本
生年 1877
秋田県角館
没年 1933
秋田市
紹介  川端玉章に学び、のち東京美術学校を卒業。1900年、結城素明らと无声会を組織、写実的な筆致で世態風俗を描いた。また文芸雑誌や新聞に插絵を描いて知られた。1916年、素明、鏑木清方、松岡映丘らと金鈴社を組織し、文展・帝展でも活躍した。1930年、訪欧後、帝国美術院会員となり、翌年東京美術学校教授となった。初期の写生風描写に装飾性や南画の手法を加え、独自の画境を示した。郷里に旅行中急逝。アララギ派の歌人としても知られ、歌集『寒竹』(1927)がある。代表作は『荒磯』(1926、東京国立近代美術館)、『予譲』(1917、東京、永青文庫)。

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