画家名 上村 松園
Syouen Uemura
様式・流派 日本画家
活躍国 日本
生年 1875
京都
没年 1949
奈良
紹介  はじめ京都府画学校に学び、鈴木松年、のち幸野楳嶺、竹内栖鳳に師事。その間、内国勧業博覧会、日本青年絵画共進会、シカゴやパリの万国博覧会で受賞。また文展で受賞をかさね、文展無鑑査、帝展委員(1924)、1934年の帝展に『母子』を出品、帝展参与となる。この頃から画境は円熟にむかい、『序の舞』、『夕暮』などを文展に発表し、1942年帝国芸術院会員、同19年帝室技芸員、1949年に文化勲章を受ける。女性として初の数々の栄誉をうけた松園は、京都派閨秀画家として格調高い近代美人画の完成者とされるが、自画像的な厳しさと浪漫性との統合に特色を示す。

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