印象派時代の画家たちの輪



 クリシー通りの『カフェ・ゲルボワ』に通い、アカデミックな美術に反旗をかかげて革新芸術を実践するマネ、ルノワール、モネ、シスレー、ピサロ、セザンヌなど仲間たちが集まる。その後、反サロンとして『印象派展』『アンデパンダン展』を開催するなど、画家たちの輪が広がった。
 メニューの画家たちリングの輪は、隣接する画家たちの相互の関連を考えて順番を決めています。管理人の勝手な解釈ですが相互の関連とは次の通りです。
 
マネ(1832 〜 1883)



 ・モリゾはマネの弟子となりたびたびモデルとなる
  ・両家ともブルジョワジー、家族で交際し弟ウジェーヌと結婚する


モリゾ(1841 〜 1895 )



 ・女性画家同士であり情報を交換しあう
 ・母と子や女性肖像など家庭的な作品を制作する
 ・モリゾは交流の場を提供、カサットは資金援助など、印象派を陰で支える


カサット(1845  〜 1917)



・カサットのサロン入選作品にドガが注目し訪問する
 ・ピサロと共に版画入りの新聞を発行する


ドガ(1834 〜 1917)

ドガ 自画像

 ・互いに人物画、裸婦画を数多く制作する
 ・モリゾの自宅での木曜日の夕食会に参加する


ルノワール(1841 〜 1919)



・一緒にセーヌ河畔の各地で風景画を描く
  ・ルノワールはシスレーやシスレー夫妻の肖像画を描く


シスレー(1839  〜 1899)

ルノワール 椅子にもたれるシスレー

・セーヌ河畔の各地で風景画を数多く描く
 ・死後の子供たちのことをモネに依頼する


モネ(1840  〜 1926)



 ・モネは画塾仲間のシスレーをピサロに紹介する
  ・疎開先のロンドンでテームズ河や公園などを描く


ピサロ(1830  〜 1903)



 ・パリの画塾アカデミー・シュイスで知り合う
  ・定期的に一緒にプロヴァンスなどパリ郊外で制作する
  ・ピサロはセザンヌの肖像を描く


セザンヌ(1839 〜 1906)



・ポントワーズでピサロに紹介され知り合う
  ・タンギー爺さんの店からセザンヌの風景画を購入する


ゴーガン(1848 〜 1903)



 ・アルルの「黄色い家」で共同生活をする
  ・互いに認め合い自画像を交換する
・職業画家として遅い出発


ゴッホ(1853  〜 1890)



 ・モンマルトルのコルモン画塾で親交を結ぶ
  ・ロートレックはゴッホの肖像を制作する


ロートレック(1864 〜 1901)



 ・「20人会」の展覧会の開会式に一緒に出席する
  ・ベルギー画家からロートレックを擁護する


シニャック(1863  〜 1935)

スーラ シニャックの肖像

 ・「アンデバンダン」の創設に参加する
  ・点描による技法で制作し新印象派といわれる


スーラ(1859  〜 1891)



・フェネオンらが主宰の展覧会に展示する
   ・革新的でありながら古典的な画面構成


マネ(1832 〜 1883)